BLOG日昭牧場だより

仔牛のお世話はどんな仕事?日昭牧場・哺乳舎の1日

仔牛のお世話をする「哺乳舎」

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日昭牧場には、生まれたばかりの仔牛を育てる「哺乳舎」があります。
ここで過ごすのは、生後約3カ月までの仔牛たち。現在は約110~120頭を育てています。頭数は時期によって変わりますが、今は分娩が続いているため、いつも以上ににぎやか......というより、かなり多めです。

私たちは、自分たちの牧場で生まれた牛を育て、成長した牛から搾乳する「自家生産」を行っています。そのため、哺乳舎にいるのはすべて女の子。
男の子は生後1週間ほどで牧場を離れるまで、哺乳舎の外にあるカウハッチで過ごします。

哺乳舎の1日を紹介します

哺乳舎では、仔牛への哺乳を1日3回行います。

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一心にミルクを飲む仔牛

5:00 哺乳
10:00~ 掃除・寝床づくり
11:25~ 休憩・おやつ(人間の)
11:30~ 哺乳
12:00~ 配合飼料・その他の業務
17:00~ 哺乳

早朝5時、仔牛たちにミルクをあげることから1日がスタート。
その後は掃除や寝床づくりなど、仔牛が気持ちよく過ごせる環境を整えます。
哺乳舎の仕事は、ミルクをあげるだけではありません。一頭ずつ様子を観察し、体調に変化がないかを確認することも大切な仕事です。

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あどけない顔がかわいい

ミルクの量は、成長に合わせて変わります

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仔牛たちは人が大好き

仔牛の成長に合わせて、ミルクの量も変わります。生後2週間までは1日6リットル。それ以降は8リットルで、生後30~45日ごろが哺乳量のピークです。その後は少しずつミルクを減らし、生後55日で離乳します。

最初は個室で過ごし、生後30日ごろからは、自動哺乳ロボットが配置された部屋へ移動。離乳後はさらに別の部屋へ移り、配合飼料などを食べながら成長していきます。
除角も生後4日以降と、かなり早い時期に行います。

女性スタッフが多い哺乳舎。働きやすさにも工夫を

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生まれたばかりの仔牛に、ミルクの飲み方を教えています 

生まれたばかりの仔牛は体調変化を起こしやすく、一頭一頭の様子をこまめに観察しながら衛生管理や細かな作業を行う必要があります。こうした仕事の特性から、女性スタッフが担当することの多い仕事です。
日昭牧場でも、哺乳舎で働いているスタッフ10人のうち男性は責任者の1人のみです。

牧場によっては、経営者の妻が哺育の責任者を務めることもありますが、日昭牧場では現場のスタッフが意見を言いやすい環境をつくるため、経営側ではない男性スタッフを責任者にしています。
また、特定の人に仕事や判断が集中しないよう、役割やルールを明確化。シフトにはその日のリーダーを配置し、日替わりで任せています。

スタッフそれぞれが役割を持ち、必要なときには相談できる職場づくりをしています。

仔牛の変化を共有できる仕組みづくり

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ホワイトボードで仔牛の体調やその日の状態が一目瞭然

仔牛はちょっとした変化にも注意が必要です。そのため週1回以上、哺乳舎のスタッフでミーティングを行い、仔牛の様子や気になったことを共有し、責任者に報告します。
また、すべての仔牛について観察表をつくり、その内容を壁のホワイトボードにも記録。シフト制で毎日全員そろうわけではないからこそ、その場にいない人にも情報が伝わるようにしています。

気になることがあれば、その場で確認して対応することも大切にしています。

法人牧場だからこそ、みんなでよりよく

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哺育舎の外に出られるようにしました

日々の仕事だけでなく、勉強会なども行っています。牧場の仕事も、昔からのやり方をそのまま続けるのではなく、よりよい方法を取り入れていくことが大切です。
「こうしたほうがいいんじゃない?」
そんな意見を出し合いながら、仕事のやり方や職場環境も少しずつ変えていきます。

役割を分担し、リーダーを育て、全員で知識や情報を共有する。
それが、法人として牧場を運営する強みだと思っています。

仔牛を育てる仕事は、観察する仕事

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仔牛には粉ミルクを与えています

哺乳舎の仕事というと、「仔牛にミルクをあげるだけ」というイメージかもしれません。でも実際には、掃除や寝床づくり、飼料の管理、一頭ずつの観察など、さまざまな仕事があります。

仔牛の小さな変化に気づき、スタッフ同士で共有しながら成長を支え、次のステージへ送り出していく。未来への橋渡しをする、とても大切で素敵な仕事です。そしてなにより、仔牛はかわいい!これが私たちの原動力になっています。
今日もスタッフみんなで、仔牛たちの成長を見守っています。