BLOG日昭牧場だより
マンガ『銀の匙』への憧れを現実に。未経験から北海道の酪農牧場へ転職~2025年8月入社・S.Kさん(22)
今回ご紹介するS.Kさんは山口県の出身。広島の自動車工場を経て北海道・大樹町へ。初めての一人暮らし、そして未経験からの牧場仕事に頑張っている彼女に、入社のきっかけや日昭牧場での日々について聞きました!
牧場で働こうと思ったきっかけは?
きっかけは、中学生の時に読んだマンガ『銀の匙』です。田舎と食べ物が好きなので、農業高校を舞台にした物語にどハマりして、マンガに出てくるチーズやベーコンが美味しそうで「酪農っていいな、楽しそうだな」とビビッときました。進学したのは商業高校で農業とは全然縁のない環境でしたが、「いつか本場の北海道で酪農をやりたい」という憧れはずっと持ち続けていました。
ただ、高校卒業後すぐに牧場へ、とはいきませんでした。商業高校だったので農業系の就職先はないし、両親からも反応がよくなくて。そこで「就職してお金を貯めてから酪農に行こう!」と決めて、広島の自動車工場に就職しました。
工場では夜勤もある二交代制で、3年半勤めました。途中で「辞めて酪農に行きたい」と親に話したら「会社を辞めたいから酪農を理由にしてるだけじゃないか」と猛反対されたこともあります。誠意を見せるために働き、ようやく念願の北海道での酪農へ転職することができました 。
日昭牧場を知ったきっかけと入社の決め手は?
牧場への転職については、初めての北海道、初めての一人暮らしということもあり、エージェントの方から「生活がしやすい地域」として十勝を勧められました。日昭牧場のほかに酪農ヘルパーも見学して、どちらにするかすごく迷いましたが、未経験の私には毎日違う場所へ行くヘルパーよりも、一つの場所でじっくり仕事を覚えられる日昭牧場の方が合っていると感じました。
見学のときに「ここで働いている自分が想像できた」というのも大きかったです。代表がすごく良い人で、スタッフの皆さんも温かい雰囲気で。それに、代表の奥さんが広島出身と知ったときは思わず「おるんじゃ!」と思いました(笑)。北海道の牧場に来て広島弁が通じるとは想像もしていなかったので、一気に親近感が湧いたことも後押しになりました。
入社してみてどうですか?ギャップはありましたか?
実は入社前、牧場の仕事はもっと殺伐としていて、休みもほとんどなくてしんどいと覚悟していたんです 。ホームページには福利厚生の充実や休みのとりやすさが書かれていても、正直「牧場でこんなに条件がいいわけない、絶対嘘でしょ」と疑っていました(笑)。
でも実際に働いてみたら、シフトの工夫や有給の取りやすさなど、すべて本当でびっくりしました!早番で午後2時に上がって翌日は昼出勤、というパターンもあり、帯広まで映画を観に行ったりカフェを巡ったりとオフの時間もしっかり楽しめます。有給も取りやすく、年末年始には山口の実家へ帰省することもできました。
仕事面では現在、搾乳のほかに哺育舎で子牛のお世話をしています。社外の研修会に参加して「子牛の時期がいかに大切か」を学び、自分から希望を出して担当させてもらっています。毎日、牛に会いに来ている感覚で仕事していて、特に子牛のピクピク動く鼻が大好きです。
大樹町での生活はどうですか?
コンビニ、スーパー、ドラッグストアがあるので特に不便は感じていません。近くのギャラリー陶というカフェがお気に入りで、地域の方が話しかけてくれてほっこりします。最近は勇気を出して帯広の「北の屋台」に一人で飛び込んだら、新しい友達ができて遊ぶ約束をしたり。転職してから本当に毎日が楽しくて、「未来が明るすぎる!」と感じています。
あ、冬に二駆の車で雪に埋まってしまい、代表に重機で助けてもらったのも、今では良い思い出です(笑)。
今後の目標を教えてください
まずは担当している子牛のことをもっと深く知ることが目標です。私が入社してから生まれた子が親牛になって、搾乳する日が来るのが今から楽しみです。将来的には、日昭牧場のことなら何でも説明できる、広報ができるくらいのプロフェッショナルになりたいです。そのために大型特殊免許も取得して、今はショベルの操作も覚えているところです。できることをどんどん増やしていきたいと思っています。
求職者へのメッセージ
牧場の仕事はキツイというイメージがあると思いますが、日昭牧場は本当に働きやすい環境で、牛たちも穏やかで可愛くて、毎日楽しく仕事できています。酪農・牧場への転職に少しでも興味があるなら、まずは見学に来てみてください。きっと働いている自分が想像できると思います!