BLOG日昭牧場だより
ベトナム3人娘、がんばってます!
現在日昭牧場では、外国人技能実習制度(※)を利用してベトナム人の技能研修生が3人働いています。「牧場で働くのも牛に触るのも初めて」という彼女たちでしたが、今や搾乳や子牛の世話などを担う大切なスタッフです。今回はそんな彼女たちの素敵な笑顔をたくさんお届けします!
※外国人技能実習制度とは、外国人の技能実習生が日本で企業などと雇用関係を結び、自国で修得が難しいとされる技能の修得を図る制度です。期間は3年を基本とし、最長5年です。日昭牧場では数年前から受け入れを開始し、現在は3世代目となります。
トゥイさん(21)
まだあどけなさの残る表情がかわいらしい、最年少のトゥイさん。2019年10月に来日しました。作業も言葉もどんどん覚えています。
「最初はちょっと大変だったけど、慣れました」
「週1回の休みが楽しみ。自転車でスーパーなどに買い物に行きます」
ニャンさん(30)
トゥイさんと同期のニャンさん。「日本語は苦手」と言いながらも、しっかりと意思を伝えてくれます。他の2人が「美人っていう意味の名前なの」と教えてくれました!
「子牛がとにかくかわいいの」
「みんなが仕事を教えてくれるので大丈夫」と笑顔がはじけます。
ガーさん(26)
2019年1月に来日したガーさんは、日本語が一番上手です。少し込み入った説明のときなどは通訳をお願いされることも多く、皆から頼りにされています。
「(哺乳)ロボットに子牛を慣れさせる作業が一番好き」
「みんな優しくしてくれるし、話し掛けてくれるので楽しい」と人懐っこく笑ってくれました。
研修生の仕事と生活
彼女たちの仕事は子牛の世話と夕方の搾乳がメイン。午前10時から牛舎の掃除や哺乳、給餌などを行います。午後1時前から3時までは休憩で、午後3時から8時まで搾乳を行います。
生まれたばかりの子牛へミルクをあげます。
手際よく給餌します。
子牛がかわいい!と笑顔。
住居は牧場の敷地内にある、昨年完成した寮です。玄関は共通ですが、中に入るとバス・トイレ、キッチン付きの個室になっています。子牛用のカウハッチを利用した自転車用の車庫も好評です。
赤い扉が玄関です。
子牛用カウハッチを利用した自転車置き場
休日は週1回、全員一緒に取ります。連れだって買い物をしたり、お互いの部屋でおしゃべりを楽しんだり、時には別の牧場で働いている研修生たちと交流したり、充実している様子。忘年会や社員旅行など、牧場の行事も全員参加でわいわい楽しく暮らしています。
「とにかく全員とても真面目で働き者ですね。覚えもよくて教えがいがあります。気持ちが伝わるので、言葉の壁は特に感じません」と教育担当の岩岡さん。
何より笑顔が素敵な彼女たち。全員、日昭牧場にとってなくてはならない人材です!しっかりとした技術を身に着けて帰国できるよう、一緒にがんばりましょう!