BLOG日昭牧場だより
25年のお付き合い!「ミルキングパーラー」メーカーさんから見た日昭牧場
外部の人だからこそ日昭牧場について見えることがあるはず。というわけで「〇〇さんから見た日昭牧場」シリーズです!今回は「ミルキングパーラー(※)」メーカーさんから見た日昭牧場です。
※ミルキングパーラー:搾乳(さくにゅう)施設のこと。ちなみに日昭牧場は32頭同時に搾乳できるパラレル式です。
合言葉は「パーラーを止めるな!」
小林さん(左)と日昭牧場の岩岡(右)。思い入れのあるパーラーで。
酪農機器メーカーの北海道オリオン広尾営業所の小林孝所長とは、パーラーを導入した25年前からのお付き合いです。
「私が2 0代のころに作った施設で、ずっと担当させていただいています。とにかくパーラーが止まったら搾乳できませんから、牧場さんと我々の二人三脚で設備を守る必要があります。『パーラーを止めるな!』が合言葉です」
言葉通り、導入した先代の時代から現在まで、メンテナンスのため週に1度は日昭牧場に足を運んでくれています。そんな濃くて長いお付き合いの小林さんから見た日昭牧場は...?
牛も人も機械も大事にする牧場
「牛も人も機械も大事にしているという印象です。私はパーラーのメンテナンスに来るわけですが、いつ来ても清掃が行き届いていてきれいですし、機械のちょっとした異変も見逃さずに教えてくれます。すごく大事に使っているのがよくわかるんですね。だからきっと機械に限らず、牛も人も注意深く見て気を配り、全てにおいて丁寧に扱っているんだろうな、と思うんですよ」と小林さん。
パーラー施設は毎日酷使するという性質上、10年で更新する牧場もあるそうで、25年間同じパーラーを使っているというのは「長寿命」だと言われます。
太い柱の溶接の跡は、牛がぶつかって折れてしまったのを修理したもの。こうやって点検や部品の交換、細かい調整などを随時行い、大切に使ってきました。
日昭牧場にとっては、機械も牛も人も等しく大事なこと。どれか一つをおろそかにしたり、どれか一つだけ良くしようと思ったりしてもダメで、全てを大事にすること。その気持ちを共有していただけたようで、とても嬉しくなりました。
1日も休まず稼働しているパーラーには、スタッフとメーカーさんの愛情が込められています。小林さん、ご協力ありがとうございました。これからもよろしくお願いします!
【北海道オリオン】
https://www.orionkikai.co.jp/company/group/h-orion/
オリオン機械が製造する酪農機器・産業機器販売事業とサービスを担当しています。