BLOG日昭牧場だより
北海道に初夏が来た!一番牧草と青い空、そしてかわいい子牛たち
梅雨のない北海道。とはいえ、正直最近は地球温暖化で「蝦夷梅雨(えぞつゆ)」と呼ばれる、肌寒く雨や霧の降る日も多い北海道です。
その間を縫って約1週間、年間の最重要作業と言っても過言ではない「一番牧草※」の収穫が終わりました!そしてラスト数日はからりと晴れ渡った「十勝晴れ!」。抜けるような青空の下、生まれたての子牛に癒されながら黙々と頑張りました。
今回は、そんな6月の日昭牧場をご案内します。
※一番牧草...その年の最初に刈り取る牧草のこと。日昭牧場では2回刈り取る牧草をメインに3回刈り取る牧草も作っているため、本当の「一番」は3回刈り取る牧草の1回目の収穫ですが、通常「一番牧草」とは2回刈り取る牧草の1回目のことを言います。今回の一番牧草もこれを指しています。
一番牧草の収穫
刈り取った牧草は、右側のハーベスター(収穫用の農機)から並走する10トントラックへ。
効率よく運べるよう、トラックがスタンバイしています。
新人目線で一言!~日昭牧場の新人が感じたことをつぶやきます~
H:まだダンプの運転はできないので収穫作業は見るだけですが、息がぴったり合っていてすごいと思います。
I:ダンプの運転ができるようにこれから免許を取って、出来る仕事を増やしていきたいです。
バンカーサイロへの積み上げ、踏み込み
牧草地からトラックで運ばれた牧草をバンカーサイロに積み上げます。
サイレージ(牧草を発酵させてつくる牛の餌)にするために、ショベルカーでしっかり踏み込み、丁寧に空気を抜いていきます。
タイヤの積み上げ
バンカーサイロが一杯になったら...
透明→黒→青の順でシートをかぶせます。
最後に重し用のタイヤを並べていきます。
最終日。疲れもピーク、口数少なくタイヤをじっと待つスタッフ。
通常業務に加えて牧草収穫があるため、眠気と戦いながら、体力・気力を振り絞っての一週間。幸いにも雨に当たらず、無事故で無事終えることが出来ました!がんばりました!
牛がもりもり食べているのを見ると、おいしいサイレージにしなきゃ!と思います。
おまけ~子牛のひなたぼっこ
こちら生まれて1~2カ月の子牛です。
いつもは哺育舎にいますが、天気の良い日は外でひなたぼっこさせてあげます。気持ちよさそう...。
新人目線で一言!~日昭牧場の新人が感じたことをつぶやきます~
Y:哺育舎の扉を開けて外に出すとき、子牛がぴょんぴょん跳ねながら嬉しそうに外に出ていくので癒されます。