日昭牧場の「インパクトが強すぎる牛」を描いたのはどんな人?

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一度見たら忘れられないパンチの効いた牛!実は広島出身で美術短大を卒業した、社長の奥様が描いたもの。
奥様は20年以上前からオリジナルのイラストカレンダー制作を続け、2015年からは道の駅・コスモール大樹で販売もしています。ポストカードやマスキングテープもあり「知る人ぞ知る大樹の隠れた名物」でもあります。
今回は2022年のカレンダーが出来上がったというので、道の駅でお話をお聞きしました。

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奥様と三女ちゃん(左)、長男くん(右)。なんとポストカードのディスプレイまで手作り。

大樹町へ来たきっかけは?

北海道に憧れがあったので、広島の美術短大卒業後、北海道なら酪農だろう!という軽い気持ちで、道内の牧場で1年間実習をしたんです。一旦広島に帰ったんですが「やっぱり北海道いいな」と、今度は酪農ヘルパーを募集していた大樹町にやってきました。そこで現在の社長と出会い、結婚しました。今は4人の子どもたちがいます。

牛の絵はいつから描くようになったのですか?

最初に実習に行ったところが「つなぎ飼い」と呼ばれる、牛舎で牛の居場所が決まっている牧場だったんです。正しい場所に正しい牛をつなぐために、牛の模様を絵に描いて覚えたのがきっかけですね。ちゃんと描こうと思うとしっかり観察しますし、仕事的にもよかったんですよ(笑)。

インパクトある牛のイラストは、どうして生まれたのでしょうか

牛のイラストというと、きれいでかわいい感じのものが多いですが、実際酪農の仕事をしていると、そうじゃないよねっていうことも多い。ウンコもするしヨダレも垂れる、性格もそれぞれ違う。そういうものを含めての牛だと思っているので、素直にそのまま、でもちょっと面白く描いてます。
農家のお母さん方に「そうそう」「あるある」って共感してもらうことも多いですね(笑)。

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「たまには牛が自分で搾ってほしい」と思って描いたイラストも。

カレンダーやオリジナルグッズについて

牛、人、風景などの絵に、生活していて感じたことや身の回りのことを書いた文を入れて仕上げています。家族や動物も出てくるので楽しんでもらえれば。

カレンダーは限定300部で1,500円、ポストカードは20種類くらいあって1100円です。マスキングテープは2種類、出身地の鞆の浦(広島県)の風景バージョンと日高山脈が延々続く北海道バージョンがあります。どちらも400円です。
すべて大樹町の道の駅・コスモール大樹で販売していますので、ぜひお手に取ってみてください。

売り物ではないですが、晩成温泉には私が描いた顔出し看板もありますので、よければ顔出ししていってくださいね(笑)。

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2022年のカレンダーから。カラフルで元気が出るイラストばかり。

日昭牧場について

今は子育て中で牧場の仕事を一旦お休みしていて、来春、長男が保育園に入園したら復帰する予定です。
日昭牧場のいいところは、みんなで助け合って仕事しているところですね。頭数が多いのでどうしても搾乳時間が長いのですが、スタッフの仲がいいので楽しく頑張れます。
自然や動物が好きな人と一緒に働けたらいいなと思っていますので、気になったらぜひお問い合わせくださいね。待ってます!