今の生活を思いっきり変えたい!から始まった酪農への道

今回は202211月に入社した今井さんを紹介します。これまで大手電機メーカーで生産管理を担当していた今井さんが、なぜ北海道の牧場で働こうと思ったのか、また働いた感想や今後の目標を聞いてみました!

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兵庫県出身の今井裕太さん(29

牧場で働こうと思った理由は?

地元の特産物は栗で周りに畑や牧場もある、いわゆる田舎で育ちました。一般家庭で育ち、学校卒業後は愛知県の電機メーカーで生産管理の仕事に就きました。パソコンの前に座り、数字とにらめっこする毎日。社歴が長くなるにつれ仕事や人間関係のストレスが大きくなり、「このままでいいのか」と転職を考えるようになりました。そこで同じ業界や同じ職種で探したのですがどこも似たり寄ったりで、それならいっそ「生活を思いっきり変えたい!」と、これまでなんの接点もなかった農業・酪農に目を向けたのがきっかけです。

日昭牧場を知ったきっかけは?

軽い気持ちで実家周辺の農家を探し始めたのですが、農業と言っても幅広く、業界の知識がなさすぎて自力で探すのは無理だと思いました。そこで第一次産業に特化した転職エージェントに登録し、担当の方と一緒に探すことに。

これまでは業務全体のごく一部分だけを担当していたので「最初から最後まで全部経験してみたい」という思いがあり、初めは家族でやっている小規模な農場・牧場がいいかなと考えていたんです。ところが小規模だと天候などで労働時間が不規則だったり、人数が少ないので休みがとりにくかったりする場合があると知りました。

今後を考え、ある程度規模が大きくて従業員数が多く、勤務時間や休暇、福利厚生がしっかりしている方が長く働けそうだと思い方向転換し、紹介されたうちのひとつが日昭牧場です。

入社の決め手になったのは?

日昭牧場を見学したとき、代表や他のスタッフの方が気軽に話し掛けてくれて、自分を受け入れてもらえる安心感がありました。規模は大きくてもすごくアットホームだし、自家生産で最初から最後まで経験できるのも良かった。もちろん働く環境や制度も充実していましたが、最終的に決めたのは牧場の雰囲気です。

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入社してみてどうですか?

朝早いのは最初から分かっていたので腹をくくって入社しました(笑)。ただ入社したのが11月だったので、どんどん陽が短くなり、午後3時にはもう夕方になるのにはびっくりしました。まあ早寝するには最適でしたけど(笑)。仕事に関しては牛を移動させたり搾乳したりと、初めてのことばかりで苦労しましたが、しっかりサポートしてもらえて不安はなかったです。

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今後の目標を教えてください

まずは1年かけてしっかり仕事を覚えたいです。幸い日昭牧場の人間関係はすごくよくて、何でも聞けるし誰にでも相談できるので、多くの人と話して知識を高め、経験を積み、いろんなことに挑戦してみたいです。

求職者へのメッセージ

どんなに遠くに住んでいても、来ることができるなら絶対に現地に来たほうがいいです。牧場の雰囲気はもちろん、住むまちの雰囲気を知ることもできるので。ちなみに大樹町はスーパー、コンビニ、ドラッグストア、ホームセンターなどが一通りそろっているので、生活にはまったく困りません。日昭牧場はまちの中心部からも近く、不便だと思ったことはないです。そういう生活環境のチェックを含めて、やっていけそうか自分の目で確かめるのが大事だと思います。

【日昭牧場より】

これまでとは真逆ともいえる酪農業界に飛び込み、一生懸命がんばる姿を応援しています。彼や他の新人の話も聞き、改めて牧場見学での印象が大事だと感じています。牧場の良さが伝わるような、日昭牧場らしい雰囲気作りを心掛けていますが、気に入ってもらえてうれしいです。また日昭牧場の目指している酪農、大切にしていることをしっかりと伝えていかなくてはと思っています。