BLOG日昭牧場だより
残暑の中、二番牧草の収穫がんばりました!
6月に一番牧草を収穫した後、再び伸びた牧草を収穫する「二番牧草」。日昭牧場では8月19日に、二番牧草の収穫が始まりました!
モアコン(モアコンディショナーの略で、牧草を刈り取る機械)で刈り取ります。今年は新人もモアコン操作に初チャレンジ!
まずは先輩の横に座り、機械操作を教えてもらいます。途中で「じゃあやってみようか」と運転席へ。
今年の4月に大型特殊免許、7月に作業免許※を取得したばかりのデビュー戦!さてうまくいくでしょうか...。
※作業免許...技能講習とも言い、機体重量3トン以上の建設機械(ブルドーザー・バックホウ・ホイールローダーなど)で作業するために必要な講習免許です。
新人を見守りに来たのでしょうか? エゾシカご一行もやって来ました。
新人目線で一言!~日昭牧場の新人が感じたことをつぶやきます~
モアコンの操作自体は、初めてでも難しくはなかったです。しかし、気をつけるポイントがたくさんあるのが難しい!例えば牧草畑の端を刈るときは、隣の畑(他の牧場の牧草畑だったりします)や周りに生えている木に気をつけなくてはなりません。また畑の中央を刈るときも、その後の作業を考えるとできるだけまっすぐ刈る必要があります。それぞれの場面に応じた配慮と技術が必要なので、やはり経験を積まなくてはならないと感じました。
また、重機で公道を走るときには、自分の車とはサイズやスピードがまったく違うため、相当気を使って運転しています。
刈り取り、細断した牧草をバンカーサイロに積み上げ、
黒いシートで覆い
タイヤを乗せて
できあがり!
作業自体は6月の一番牧草と同じなのですが、違うのが気温と湿気!暑い!今年は特に蒸し暑い!
全員汗だく、熱中症に注意しながらタイヤを並べました。
そして気になる牧草の出来ですが、今年は雨が少ないため牧草の生育が悪く、収量がやや少ないのが悩みです。牧草=牛の餌なので、たくさん採りたいのです。自然相手の難しさも感じました。
新人目線で一言!~日昭牧場の新人が感じたことをつぶやきます~
重機を扱う難しさは「エラーが出たときに対処できるか」「簡単な整備を自力でできるか」というのがあります。何か不具合があったときに自分でなんとかできるよう、これから経験と知識を積んでいきたいと思います!
牧草について勉強会を行いました
二番牧草が始まる前、社員全員を対象に、JA大樹町の方を講師に招いて草地勉強会を行いました。
炎天下の中、実際にチモシーの畑(新播、2年目、8年目)を見て、それぞれの植生や畑、雑草の状況などを比較しました。チモシーと雑草の見分け方といった基本的なことから、防除についてなど、幅広い内容を学びました。
新人目線で一言!~日昭牧場の新人が感じたことをつぶやきます~
やはりベテランの方は質問が鋭く、内容も具体的でした。ただ現地調査をする機会はめったにないとのことで、全員にとって貴重な機会となりました。
日昭牧場ではスタッフのキャリアアップに力を入れています。大型特殊免許や作業免許など、仕事に必要な資格や免許の取得費用の半額を補助しています。また、定期的な勉強会を開き、スキルアップに努めています。
おまけ...今年もお土産たくさん!
夏休みを終えたスタッフたちから、今年もたくさんのお土産をいただきました!
テーブルの上が華やかです!
日昭牧場では、交代で夏休みを取ることができます。
※夏休みが取れる理由はこちら→あ~夏休み!酪農業でも夏に4日間の連続休暇が取れるワケ
今年もまた、充実した夏休みを過ごしたスタッフの笑顔がたくさん見られて、本当にうれしいです。